杉浦愛子さん 研究指導メモ

                                             

研究・論文投稿などスケジュール 研究項目・作業項目など 研究テーマ検討記録
(2008.9.3 FIX)
FB学会研究会メモ

 

(2012.7.31) 木本メモ

           ・各国の人の体型に合う,色・形を作る

             日本人の体型に合った色はどのような色か,形はどのような形かを考えてデザインする

 

(2012.4.18) 木本メモ

           ・MIU,CONなどの画像解析が,どのように効果があり,信頼性があるのかを

            2,3の具体例を使って説明して,芸工の先生に分かって貰うことが重要です.

            森先生の解析手法は布地の分析など,衣服の分野では,新しい手法を具体的に

            提案・評価したものとして,価値はありますが,衣服の分野以外の人達から見れば

            その効果や,信頼性は,まだ,理解はしてもらってないと思いますので,

            このような人たちにも理解をしてもらうように,丁寧に説明することが必要です.

           ・上記のことは,博士論文において記述されるもので,かつ,公聴会でも,説明する

            必要が有ると考えます.

 

(2012.3.9) 木本メモ

          以下は,2011.12.10 に杉浦さんに送ったメールの内容を,ここに再度,掲載したものです.

          基本的には,「数理分析の持つ意味を,納得できるように説明する」ということと思います.

 

          (2011.12.10 木本から杉浦さんへのメールから) 

          「以下は,私としての第一印象として思ったことです.

 

          角二次モーメント,コントラスト,相関,エントロピーを使っているのですが,
          これらが画像に対して持つ意味合いは,一応は説明されています.

          例えば,角二次モーメントの例では,「テクスチュアの一様性や均一性を評価でき,
          この値が大きいほど画像の均一性は高いと考えられる」と説明されています.

 

          この説明は良いのですが,説得力を増やして,読む人に納得してもらうために,
          具体的なサンプル画像とそれらの角二次モーメントを示して,角二次モーメントの
          値が大きいほど,画像の均一性が高いことを,画像の実例で目にみせると
          説得力を増して,納得してもらえるようになると思いますした.

 

          以上は,とりあえず,思ったことですので,次回までにやってきて欲しいとは
          言いませんが,論文として,あるいは,学位論文公聴会のときには,上記のように
          しておくと説得性が増すと思います.杉浦さんの考えを次回のゼミのときに
          聞きたいと思いますので,考えておいて下さい.

 

          論文としての内容かなり有るし,数理的なアプローチをしていて,
          独創性もあるし,デザインと工学の融合でもあるので,
          あとは,説明を良くすれば,芸工の先生方にも納得してもらえるようになると思います. 」

 

(2011.8.5) 木本メモ

          教養教育科目 木本担当時間でアンケートをする.

           理由:学生が多い,特に,いろいろな女子学生が多い

           注:  アンケートをする時期は,7月下旬あたりが良い.なぜならば,ウェアがシャツくらいで

                検討,比較がやりやすいから.

 

(2011.7.31) 木本メモ

         (2011.7.21)メモ関連

          ずっと,昔,NTTのニューヨーク事務所を訪問したときのこと.

          大山部長は,人が使いやすいパソコンにすごく興味を持っていた.

          木本の日本語教育システムにも興味を持ってくれた.

          木本の日本語教育ソフトは,使いやすいインターフェースを備えていた.

          大山部長と木本は,シアトルで開催された,日本語教育のシンポジウムに参加した.

          大山部長は,ニューヨーク事務所の立川敬二所長から,叱られたそうです.

          立川所長は大山部長が使いやすいパソコンに興味を持って,アメリカ国内出張をするのを嫌がっていました

          大山部長は,使いやすいパソコンをして,特にアップル社のマッキントッシュに興味を持っていました.

          立川所長は,マッキントッシュには興味がありませんでした

          立川所長は,その後,NTTドコモの社長になりました.

          今は,NTTドコモ社は,アップル社のiPhoneを追いかけています.

          立川さんは,既にNTTドコモを退社しました.

          あのとき,立川所長に怒られても,マッキントッシュを凌ぐような,使いやすいパソコン作りを進めていれば良かったと思う.

 

(2011.7.21) 木本メモ 以下,2011.7.21発 杉浦さん宛てのメール.

         杉浦さん

           木本です.

         研究テーマの見直しについて,少し,思ったことを書きます.

         最近,NTT研究所のときの後輩に会いました.今は京都工芸繊維大学の
         教授です.年齢は50歳くらいです
.研究テーマは感性工学です.

         学生のドクター論文のテーマのことを話ました.もちろん,一般論としてです.

         彼,曰く,
         「ドクター論文を作るときは,誰でも,ボロボロに言われるものです.
          先生達がボロボロに言うということは,実は,先生達がそのテーマについて
          知っているとか,意見を持っているからです.

          私などは,アマノジャクですからボロボロに言われたら,逆に,頑張って,
          研究を深めて,次の機会には先生達を見返してやろうと思います.

          先生達が褒めた研究テーマは,あとになってみると,
          ごくごく平凡なものが多いです.普通のものが多いです.

          ボロボロに言われた研究テーマで,その後,大いに成長したものは数多くあります.

          確かに,ボロボロに言われると,ものすごく落ち込みますが.」

          実は,私も,修士論文のときですが,恩師にボロボロに言われました.
          私の,研究テーマは「自然言語処理」でしたが,20年後,30年後には
          情報処理の分野では,ひとつの大きな研究分野になりました.

          以上ですが,私としては,研究テーマを今までのままにすべきだとまでは
          言い切れませんが,以上のことを思い出しました.

          以上,参考までです.では,また.

(2011.5.8) 木本メモ

           ・顔適合実験開始

           ・予備アンケート結果望ましい顔→可愛い,他, 

              感想:顔は身体と違う.身体よりもはるかに難しい

           ・IAMASデータ使用契約

 

(2011.3.30) 木本メモ

           ・博士論文について

             当面は,学会論文を作成することを一生懸命に頑張る.でないと,学会論文ができない.

             芸工での博士論文は,芸工の価値観と学会論文の価値観が異なることから,

             博士論文作成時に芸工の価値観に沿って,作成することにする.

             芸工の価値観と学会論文の価値観の橋渡しをしてくれるような,芸工の教員がいれば良いが...

             ただし,学会論文作成時にも,芸工の価値観に沿うようなポイントを盛り込むことを心がけるようにする.

               → ポイント例: IAMAS顔画像データベースを利用するなど,

                          大規模であるとか,

                          いろいろな角度から撮影されていて客観的利用性が高いとか

                          社会的に意義が有る,とかのようなものを利用すること.

           ・今年度の目標

             家政学会中部支部大会(23年11月ごろ) 口頭発表

             衣服学会大会(23年11月ごろ,発表申込9月1日) 口頭発表

 

           ・関連先行研究

            チェック着装時の顔との適合性(名古屋女子大学 石原研究室)

 

           ・ウズベキスタンの女性用の民族衣装クイナク

             たっぷりとしたシルクのワンピースで鮮やかなハーン・アトラス(矢絣)模様が印象的

              → ウズベキスタンの女性だから似合う.ヨーロッパの太めの女性には似合わない.

 

(2011.3.8) 木本メモ

           ・2011年2月18日の中間報告会の反省(追加)

             (一般論ではあるが) 説明においては,客観性を伴って説明することが重要である.

 

           ・併せて,今までの反省事項(継続分)

             ・顔の捉え方をはっきりさせる(藤井先生アドバイス)

             ・加齢とは何かについて,杉浦さんの考えをまとめて,述べる(藤井先生アドバイス)

             ・(参考) ケアセンターを訪問する.

 

           ・第1論文を作る.

              第1論文の位置づけ → 博士論文の基礎部分と位置付ける.

                               第2論文以降で,応用部分を上乗せする.(有松絞りの絞りの分布への応用など)

             投稿先: 家政学会.衣服学会は家政学会でダメだったときとする.

             実験条件を決める.

              学生(男女),最低で,50人程度, ← 現実的に,サンプルとしては,学生とせざるを得ない.

                  化粧はファンデーション程度までとして,華美なものは対象外とする.

                  顔についての考察は必須.

                    → 例えば,50人の学生の顔を,SD法分析して,グループ化して,

                       そのグループの代表の顔を実験対象とする.

                       グループについての考察を書くことは必須

              衣服: Tシャツなどの基本的な衣服とする.

                   病衣などの,他の衣服は,似合いの他の別の要素が入る.

              柄: ストライプ,ボーダー,チェックなどの基本的な柄とする.

                  広げても,せいぜい,幾何学模様(丸,×,□,三角など)とする.

                  模様の間隔などは,第2論文で,(有松絞りなどへの)応用として扱う.

              色:グレーとする.輝度は実験条件として,種々,設定する. 

 

(2011.2.18) 木本メモ−−−2月18日 中間発表会の記録

           ・(嶋田,川井先生) 外国,気象条件,人それぞれ,その日の気分など,条件は莫大であり,まとまるのか.

               → (対策) 先生方は適用範囲を広く考えてられるようなので,適用範囲を明確にして説明する.

                       家政学会などでの従来研究の例での適用範囲などを参考として説明する

                        家政学会などでの研究手法,例えば,評価法なども,あわせて説明する

                        アンケート評価手法の信頼性についても説明する.

                          ケンドールの一致係数による相関の判定など

                       気分(川井先生)は対象外とする

           ・(伊藤先生) 和服などに条件を限定すべき.条件は,きわめて狭い範囲に限定しないと論文としてはまとまらないのでは.

           ・(森先生) 髪型について,検討する必要がある.

               → (対策) 髪型による影響の扱いについても,自分自身の意見を整理して,説明すること.

                       質問や指摘で終わらせるのではなく,その場で自分の意見を述べて,議論するのが良いが...

           ・(藤井先生) 襟の形も種々ある.病衣などに特化してみてはどうか

               → (対策) 加齢については文献提示だけではなく,自分自身の意見・整理を説明すべき.

 

(2010.12.6) 木本メモ

           ・将来は,可能ならば,丸山さん制作のFlashに統合化できれば,更に良い.→ ヨウさんの研究へ発展させる?

           ・ソフトピアジャパンの顔データベースの利用を検討する

 

(2010.10.4) 木本メモ

           ・色彩学会全国大会2010 「反射」に関係する発表有り.5A-1

           ・同上 i-Designer デモ有り.チラシ−木本有り

 

(2010.7.2) 木本メモ

           ・下川君のMaxプログラムを利用することを考える.

            このプログラムでは,顔の色,輝度などの物理情報を得ることが可能である.

            ビデオカメラを使っているので,周囲の環境設定,時間などの面で自由度が,かなり上がる.

 

(2010.3.1) 木本メモ

           ・藤井先生に最近の研究内容を説明して,アドバイスを貰うこと.

           ・北陸先端科学技術大学院大学の,永井由香利先生と話す機会を模索する(木本担当)

           ・ファッションビジネス学会 名古屋支部で研究状況の発表をすると良い.

 

(2010.2.6) 木本メモ 以下は,ちょっと思いつき的なヒントです.つまり,適宜に参考にして下さい.

           ・ラシネ 「世界装飾図集成」を参考にする.

              → どうして,その装飾が綺麗なのか,好まれるのかを考えてみる

                   → 装飾の複雑性,輝度分布,ストライプ,ボーダーなどの幾何学性など,切り口はいろいろと有る

           ・民族衣装を参考にする.

              →  どうして,民族衣装の文様は,いろいろな試みを経て今のようなものになったのか,考えてみる

                   → ヨーロッパの民族衣装は,ヨーロッパの人々に合うように作られている.

                      イスラムの民族衣装は,イスラムの人々に合うように作られている.

                      日本の民族衣装(着物?)は日本人に合うように作られている?

                   → 製作技術や材料,風習,文化などのほか,気候,自然の移り変わりの影響も大きいと思う.

 

(2009.12.18) 木本メモ

            ・適合性判定の要素として,生地のテクスチュア性も加える

          

(杉浦さん宿題 メモ)

      ・2009-12-2@ 画像の各点の輝度情報を得て,顔画像のどの部分が,どのような輝度になっているかを調べる

                    例えば,肌の輝度はどのようになっているか,鼻のきわの輝度はどのようなものか,など. 

                   技術的には,Photoshopを使用して画像の輝度情報を得る

 

      ・2009-12-2A 輝度分布で,「やさしい輝度分布」とはどのような分布かを考えてみる

                    「理想的な顔」の輝度分布はどのようなものか
                      → 日本人の標準的な顔とはどのような顔かの標準的なものは有るか調べる

                            → 無ければ,自分で仮定すると良い(木本意見)

                    「顔と生地との組み合わせ」で,総合して,良い輝度分布になるかどうか考える

 

      ・2009-12-2B 適合性の判断ポイントを明確にする.

                    どのような点が,適合性を判断するときに注目されるかを具体的に明確にする

                    例えば,眼の大きさアイライン輪郭肌の輝度ほか.
                    付加的な課題:生地のテクスチュア性を適合性判断に加味できるかどうか要検討

 

      ・2010-1-7追加 C エッジ分布を適合性判断に使えるのではないか,検討する
                     この検討のために,エッジ分布データを画像処理プログラムで得ること

 

      ・2010-1-6ゼミ時確認 Dデータ処理の条件を統一的なものにしておく.
                          ← 一般の人や学生のデータ取りで条件が統一されていないため.

 

      ・(参考,つまり宿題ではない) 2010-1-6 ・顔のデッサンを画像解析する

                                    輝度分布,エッジ分布などの情報を得る
                                    上手なデッサンのポイント

                                      ポイント例:→ 輝度分布の変化度

                                                顔の頬の辺りの輝度と背景の輝度が同程度

 

(技術メモ) 画像の各点の輝度情報を得る → Photoshop のRGB情報がそのまま,輝度情報として使える.

 

(2009.12.2)  木本メモ

           ・輝度分布について

             @外国人: コントラスト

             A日本人:調和

             B髪の形: → 「調和を追求する」,「コントラストを追求する」

             C「髪の形」「生地」 → 顔と中和させる.あるいは,全体としての「顔」「髪」を成形する

             D輝度分布 → 「中和」,あるいは,「相互補完」して,美しい輝度分布を完成させる

             E輝度分布 → 「優しい」「こわい」「かわいい」輝度分布はどんな分布か?

             F理想の輝度分布はどのような分布か?

                「美しい」輝度分布,「元気な」輝度分布はどのようなものか

             G個性と輝度分布は関係があるか?

 

(2009.11.18) 木本メモ

           ・文様としての要件

             @数える気にならない

             A繰り返し密度がどれくらいか

             B複雑性の計算と定義: 模様の面積比率,繰り返し度(2009.11.30)

 

(2009.11.10) 木本メモ

           ・一枚の布に込められた思いを研究をとおして,語る.

            一枚の布には,人それぞれの思いが込められていると思う.

            糸を作る人,生地にする人,服に仕立てる人,服を買う人,

            服を着る人の思い...

            子どもに服を縫う母親の思い,

            昔から,そして,今も,人の心や,民族のアイデンティティや

            いろいろな思いを込めて服があると思う.

 

            気候や,環境の中でも生地が有って,人々を守ってきた.

            そんなことを,生地の研究を通して,語ると良い研究が出来ると思うが..

 

(2009.11.4) 木本メモ

           ・そろそろ,目標,スケジュールを明確に決めて,具体的に進めなければばらない.

 

           追記:(2009.11.18)

           研究テーマ: 生地と顔との親和性,適合性

           実験対象: 顔と生地

                    顔:対象とする年代を決める

                      若者,OL,中年,高齢者など,どれにするか

                      プレゼン,デモ用として,モデル,外国人などがあるが,あくまで参考程度とする

                      できるだけ多くの顔写真を集める(杉浦→学生写真を集める)

                    注:髪の毛 → 髪の毛を上げて写真を撮る

                      めがね → 該当する人が少ないと考えて,別枠として,参考扱いとする.分析はしてみると良い

                      ひげ → 対象外とする.つまり,分析もしない

                    注:顔を,その特徴によってグループ化する.

                       さらにグループの特徴を表す平均化した疑似顔画像を(合成して)作成する

                       このグループ代表平均化顔画像を分析対象とする

                    生地:できるだけ多く集める

                      平の生地

                      次のものを生地としての対象に含めるかどうか,検討する

                       生地を加工したもの(プリーツ,ドレープなど)

                       模様の有る生地

           適合性判定(人が判定する)

                   杉浦,木本,アンケート協力者

           適合性判定の方法

                   適合する(似合う,似合わない)とはどういうことかを明確にする

                     適合性の定義

                     適合性の度合いなど

                   適合性の決め手となるものは何かを明確にする

                    @顔での決めては何かを明確にする.

                      目の丸さ,目じりのラインのエッジの強さ

                      鼻,唇,髪の毛,髪型

                      顔全体の輝度分布など

                      

                    A生地側の決め手となるものは何か

                      生地そのもの

                      生地の輝度分布

                      生地のエッジの強さの分布

                      生地の加工の方法

                       プリーツ,ドレープなど

                      生地の模様

                       模様の明度

                       模様のデザイン,意匠

           データ分析方法

                   輝度分布(平均,分散)

                   輪郭(エッジ)分布

                   分布の分析方法 → 平均,分散,半値幅,

                                  ヒストグラムそのもの,ヒストグラム相互の類似性計算など

           判定結果の数理的分析,整理方法

                   正準相関分析が,適切であると考える

           適用範囲の拡大

                   適合対象: 生地と顔から,生地と街,季節,地域性,国柄(歴史を含む)へと拡大する

           発表場所: 衣服学会

                   繊維製品消費科学会

                   名古屋市女性会館連携講座など

 

(2009.10.25) 木本メモ

           ・ペルシャ絨毯 異文化の模様の融合 → 音楽の旋律の入れ子のようであった.

 

(2009.10.23) 木本メモ

           ・正準相関分析を利用して,各人の顔に合った,生地を選ぶ.

            → 各人の顔をいくつか集めてひとつのグループとする.

               生地をいくつか集めて,別のグループとする.

               顔グループと生地グループの適合性を正準相関分析を使って分析する.

               分析に利用するパラメータ(数値)は,輝度分布,エッジ分布ほかがある.

 

(2009.10.15) 木本メモ

           ・柔らかい理肌 ← 柔らかい少女の肌, 柔らかい陰影

                      ← 柔らかい,日本のお年寄りの女性の肌

           ・陰影でも,柔らかい陰影,硬い陰影など種類が有る

 

(2009.10.7)  木本メモ

           ・顔のポイントを明確にすること → 肌の色,目のくっきりさ.etc

 

           ・対象者の年代を決めること.

           ・照明条件について,明確にすること

              (照明条件に影響されない分析方法でも良い ← 明記すること)

           ・年配者には,反射の無いものが,陰影を目立たなくして良いのかも知れない.

           ・FB学会で話のあった,スパークリングテクニックの応用が有効かもしれない.

           ・顔と生地の,それぞれの陰影のバランスが取れていると美しく見えるかも知れない

           ・顔と生地の適合性の目安 → スッキリ度,ハッキリ度

           ・エリなどのアイテムの影響も無視はできない.

           ・日本人は繊細である

           ・ファッションの歴史の本などの資料を見るのも有効かも知れない.

 

(2009.10.1) 木本メモ

           ・表現するものは,気持であり,色・形ではない.

 

(2009.9.23) 木本メモ

           ・顔画像のエッジ分布で,優しい,怖いなどを区別する.

           ・生地の印象は,隠し糸で変わってくる.

             参考:ファンシーヤーン(川島テキスタイルスクール)

 

(2009.9.22) 木本メモ

          ・全国の織りの特性調査 → 全国の織りの特性をまとめ上げる

                             ただし,研究の新規性などは,新たに考える必要有り.

          ・織りとデザインの関係(親和性)についての分析ととその結果の応用

            →(杉浦さん意見) 作る人が別々で,関係は無いと思われる(2009.9.22)

          ・西洋ファッションの日本への移入と受容についての研究(研究テーマのアイデア,ただし,アイデアレベルである)

 

(2009.9.14) 木本メモ

          ・朝昼晩の光線のもとでの,顔と生地の適合性

            朝昼晩では,顔の見えも,生地の見えも異なる.

            種々の状況での見えの適合性について,調べて考察する.

 

(2009.8.29) 木本メモ

          ・顔の陰影と,生地の陰影の適合性を輝度分布などで判定する.

 

(2009.8.19) 木本メモ

          ・顔の特徴分析 → 外国人の顔と日本人の顔では,差異が大きい.

                        日本人同士の顔を比較するよりは,外国人と日本人の顔を比較すると差が明らかになる.

 

(2009.8.5) 木本メモ

          ・しわの解析 ←→ 直線の検出

          ・ケバはどのように分析するか?

 

(2009.7.22) 木本メモ

           ・(基本に立ち返って)織・編みとデザインについて追及してみてはどうか.

           ・組成とデザインの関係とかはどうか.

           ・外国人に似合う織,色柄と日本人に似合う織,色柄の比較考察とかはどうか.

           ・生地と生地の適合性はどうか

              風合いの適合性

              物性的な適合性---保温性,保湿性など物性的なつり合いなど

              見えの適合性,見た目の適合性

           ・縦糸と横糸の適合性

              縦糸と横糸の種々の組み合わせでの,風合い,物性,見えの適合性評価

           ・やはり,裂き織はテーマとして魅力的

              理由:再利用によるエコ実現

                  種々の組み合わせで評価ができ,面白い裂き織の組合せが見つけられるかも...

 

(2009.6.24) ゼミのときのメモ

            研究テーマ:「人を美しく見せる生地」,「人を美しく見せる織り」

                    「人に適合した生地」「人に適合した織り」

            メモ(2009.7.22) きれいな皺くちゃ → 何か → アールの有る皺,ふくらみのある皺

                        汚い皺くちゃ → 何か → へこんだ,しょぼい皺

 

(2009.6.26) 木本メモ

           ・「裂き織」を陰影実験の対象データに追加する.

 

(2009.6.25) 木本メモ

           ・嫌悪感を感じる陰影 → グラデーション陰影,有松絞りの陰影

           ・好感を与える陰影  → クッキリした陰影

 

(2009.6.22) 木本メモ

           ・アプローチ@ モノクロ諧調画像からそのヒストグラム画像を得て,輝度分布の分析をする

           ・アプローチA モノクロ諧調画像について1次微分,2次微分画像を得て,陰影の強度分布を得る

                      この陰影の強度分布について分析する.

                      分析方法 案:強度分布の一様性

                                強度分布のランダム性,コントラスト性

                                強度分布のリズム性

                                その他,もっと有れば良い

 

(2009.6.13) 木本メモ

           .グローバルな陰影ローカルな陰影組み合わせ

           ・ヒダによる立体感の生成

 

(2009.6.12) 木本メモ

           ・陰影が色彩の印象に与える効果について分析してみる

           ・影にもいろいろと種類が有る,例えば,

             「寂しい影」「奥ゆかしい影」「暮れなずむ影」など

             桂離宮の影→侘しい影くっきりした影

           ・生地を因子分析してみる → 見た印象の因子分析触った印象の因子分析

 

(2009.5.26) 木本メモ

           ・陰影でも,「不快な陰影」「美しい陰影」が有るかも知れない.これらが有ると面白い.

           ・表面意匠を考えるときに次のようなものも参考にすると良い.

             「夕刻の川面」「海面の輝き」「芝生や森の陰影」

             「オーロラ」「木漏れ日」→隠れた陰影

           ・表面はそれによって被われるものとの相性が重要である.

             例えば,同じ生地でも,日本人に合う生地と,外国人に合う生地とは異なると考えられる

           ・「服を作る」のは大変で現実的でないが,「疑似的な服」を作って評価するなどの方法が有る

           ・LED照明下での生地,服の見え具合の研究は,新規で,これからのLED照明の普及に向けては重要.

 

(2009.5.22) 木本メモ

           ・生地の表情が出始める入射角は,生地によってどのように異なるか?

            また,この角度は,どのような角度が望ましいか?

           ・入射角の違いによる表情の変化は,縦横の凹凸によって作られていると思われる

           ・角度によって異なる模様になる → 桂離宮

           ・コール天,フランネルなどの生地も実験・分析してみる

           ・裏地と表地の組合せ,掛け合わせで表情を出している(イッセイ・ミヤケ)

           ・(研究テーマ)生地と模様,色の相性の調査分析

           ・(研究テーマ)生地と体の部位の相性の調査分析;肩,胸,足,胴ほか vs しわの度合いなど

           ・(研究テーマ)白熱球などの従来の照明とLED照明による生地の見えの違いの調査研究

                    また,従来光源と同じような印象を与えるためにはどのようにすれば良いか考究する

 

(2009.4.21) 木本メモ

           ・入射角の違いによる快,不快の比較

           ・生地の凹凸の違いによる快,不快の検討

           ・(参考) 金属の腐食や指紋から受ける快,不快,印象の検討

           ・(参考) 表面意匠の研究の装丁への応用研究

           ・面積の違いによる快,不快の比較

           ・柔らかい反射光ができる生地の開発研究

 

          技術的メモ

           ・Photoshop7.0のヒストグラム機能が容易に利用できる

           ・ヒストグラムだけでなく,微分も生地の解析に利用できるのではないか.

 

(2009.4.13) 木本メモ

           ・研究テーマ案:「織が照明・陰影に与える効果」

           ・メモ: 虫の足跡 → 連続の繰り返し

                朝香宮邸の窓 → 柔らかい光の分析

                光のヒストグラムの分析 → ヒストグラムが2重,3重 ← 面が2つ,3つ出来ている.

                寂しい陰影: 戸口の灯火の陰影,特に塗り壁,石壁への灯火の陰影,ヒイラギの茂みへの陰影.

 

(2009.4.9) 木本メモ

           ・柔らかい影,光の透過性などを画像処理を使って分析する.
             →Photoshopの「イメージ」→「ヒストグラム」が分析にために使い易い.

 

(2009.3.30) 木本メモ

          ・種々の柔らかさを陰影によって表現する

           ・例えば,女性の体のいろいろな部分(凹凸)は柔らかさを表現しているが,

             柔らかさと言っても,おのおのの部分によって柔らかさが異なると思われる.

           ・種々の柔らかさは,広義のグラデーションとして表わされるが,

             グラデーションの状況で種々の柔らかさを区別して表現できるのではないかと考える.

             種々のグラデーションを,パラメータ化して表現できるのではないか...

           .その他,雑感

             革の表情,布地の表情,壁の表情,木目の表情,ガラス,鏡の表情など,...種々有る.

             透け感と柔らかさ

             和紙の曲げによって柔らかさを表現する

             朝昼晩の光は,おのおの柔らかさが異なる

             世界の地域によって,光の柔らかさが異なる.例えば,地中海と京都では異なる

             リヨンの糸の柔らかさ

             仏像の着衣の柔らかさ(日本,インド,ギリシアに共通)

             直線を使って柔らかさを表現する,直線は柔らかさを表現するために使われる

 

(2009.3.29) 木本ポワレ展 見学メモ
            ・絹光沢の光と陰
            ・光沢と陰影
            ・見えない陰影,ブラックシルク
            ・(黒)絹ベルベットの凹凸,市松模様
            ・直線と陰影,プリーツプリーズ
            ・縦のラインと陰影
            ・流れと陰影
            ・つづれ織りと陰影
            ・襞,ムラ,かすれ
            ・絹シフォン,絹チュール,絹サテン,絹ゴーズ
            ・デルフォス ドレス
            ・ハーレムパンツ+肌
            ・裏アップリケ
            ・生地の表情
            ・カーテンが作る柔らかい光

 

(2009.3.22) テーマを強いものにする,インパクトの有るものにするには,どうするか?
          → キーワードレベルでのヒント:
              次のものと関連付ける
               インテリア,子供,LED照明への移行,素材と陰影,肌,インパネ
               自然の陰影の再現,調和(壁紙.素材),データベース化,
               画像解析(ヒストグラム,エッジの状況の分析とデータベース化)

               印象語(印象を表す文,文章)と関連付け
               研究発表題目の例:「各種の生地の陰影の明度分布による印象分析」

 

(2009.3.16) 木本メモ:どれだけ陰影が出せるかがポイント
                 女性の衣類の皺感,ドレープ感がどれだけ,うまく,美しく出せるか,分析でjきるかがポイントである
                          深みが出せるかどうか.
                  名古屋 高島屋 2階.

 

(2009.3.5) 木本メモ 2009年3月は陰影実験をする


(2009.2.26) 木本メモ:(1)美しさを輝度分布で分析する
                 (2)格子戸(和)の美しさと,メッシュの枠(洋)の美しさを比較分析する

(2009.2.23) ゼミ:環境実験室(照明制御) 見学
           参考: 料紙装飾 地合い(土壁,人肌など)のLヒストグラム特性分析
                種々の織と,種々の柄との親和性の分析
                カシミヤ生地の光拡散特性

 
(2009.1.28) トヨシマビジネス 4D-box 見学実施
          ゼミは実施した:研究テーマについて,下記のとおりコメント.
           切り口として,照明(角度を変えるなど)からの視点を入れること.
           対象範囲も,壁紙,塗り壁なども入れて広げると良い.
           形状,態様(ドレープなど)も考慮するとより範囲が広まる.
           素材的にも,ウール,絹なども積極的にいれると良い.
           ・
研究テーマ名(候補)として,
             「表面意匠の物理的特徴とその印象分析」などはどうか
             内容は,主として,織の関係で良く,
             壁紙(織物壁紙を含む)や塗り壁の分析も少しで良いから入れると良い.


(2009.1.27) 
画像処理プログラム用の画像作成方法メモ
Photoshopで切り抜く
Photoshopの切り抜きの設定:39.37px/mm,64mm×64mm
→切り抜き→256に調整する→保存jpg or bmp

(2009.1.26) 
各種の表情を周波数解析する
例:木目,湯船
照明と陰影,白熱球とLED照明とでは,周波数分布がどのように異なるかを調べる

(2009.1.23)
 木本アイデア:「生地の表情(の分析および生地の制作)」
織の違いによる陰影を分析して,どのような印象を与えるかを調べる.
環境条件(周囲,時間帯,光線の角度,ドレープ)の違いによって,陰影がどうなるかをコンピュータ・シミュレーションする

分析対象:無地のカーテン,その他
3Dソフトウェア(Mayaなど)でシミュレーションをおこなう
生地だけでなく,和紙のしわなどの陰影・印象も分析してみる

(2009.1.8)杉浦アイデア:「カーテンの防音・吸音性の向上」

 

(2009.1.7)★新規テーマのメモ

        織の効果(陰影など)を反映する生地の検索システム→繰り返し模様に対する画像解析が有効

        織の効果と模様デザインの相乗効果の研究→模様を生かす織とそうでない織を解明する

                                     →涼しい織には,涼しい模様が似合う?

 

(2008.12.24) ゼミの日

 

(2008.11.18) ゼミの日

 

(2008.11.7)

・レースの模様 as a filter, positive or negative, active or passive

        丸の集合としてのフィルター,四角の集合としてのフィルター

        Drape as a filter, effect

        ドレープ有りの場合の印象,ドレープ無しの場合の印象

 

(2008.11.6)

・どんな服を着たいか:朝昼晩,春夏秋冬 ← 願望,ニーズ調査

・クロゼット分析

   着たい服の制作

 

(2008.10.30)

・千田堅吉,唐長の「京からかみ」文様から

  武家・寺社好み,武家・町家好み,武家好み,寺社好み,茶方好み,町家好み

  公家・武家好み

 

(2008.10.30)

・画像処理を使うことは種々,利点が有る.

  → 例えば,和紙の凹凸の印象解析などとして応用する.

    和紋の印象解析に応用しても良い

 

(2008.10.22)

・裂き織リサイクル,これを新素材(合成繊維など)のリサイクルを考える.従来は綿などの天然繊維.

  裂き織の試験は可能.例えば,三河繊維試験センターなど

・音と模様の関係,イスラムの模様と音との関係を調べる

・フェルトは温暖化の時代なので,難しい

・民族衣装(日本のものでも可)

・和服における花柄デザインの分析研究

・和服における季節感と花の扱い

 

(2008.10.21) ゼミの日

 

(2008.9.19)

・研究テーマを大きくとらえる.

・研究発表のスケジュールを考える

 

・ドレープ状になることを意識して模様が作られていないのではないか

・ドレープの効果は,無地のものと,柄物では,差が有るか.

・模様を制作する場合は,模様が使われている状況(例えば,着衣の状況)の図も合わせて作る

・病院などでの看護師の制服,子供用壁紙の提案←不安を解消する

 

・模様の制作技法 → 4枚程度のタイルに基本模様を描く,そしてそれぞれのタイルを回転させたりして,模様を変形したり,変化を付けたりする.

・模様の送りと受け

 

・流行の主導権を得る.

・地場産業を振興させる

・日本ならではのデザインを考える(従来の「和」にとらわれない)

  和+現代性,同時代性など,今の時代に受け入れられるデザインを和をベースにして作る

 

・ざる,ござの模様

・アイヌの模様 → 2つの模様がレイヤーをなしている.

・透け感と色・模様の関係をアンケート調査で明確にする

 

・画像処理の細線化処理をして,その後,線の距離を計算して,その距離と複雑性との関連性を実際の画像を調査対象として,その関連性を明確にする

・障子・垣根の美 → 格子+草・つる,格子+トリ・動物などの組み合わせによる美を調べる

             格子+曲線(自然)

 

・生地を検索する ← 模様,色味,厚み,風合い,柔軟性,通気性,輝きなど

 

・サンゲツ やの氏, 適合性(部屋,家と),カーテンはインテリアの一部.

            この部屋を,このような印象・雰囲気にしたい.

            流行の先取り,先取りのものの部屋などとの適合性を調べる.

 

・最終的には,ものごとの調和とバランスを基礎とする.


 

(2008.9.4)

・素材,素材感も検討事項に入れると良い.

 

実験計画を早急に立てるべき.

  予備実験をするプロセスが必要かも知れない.

 

・研究分野,研究ジャンルの説明としては,「形と色の感性の研究」

研究の方法としては,

@SD法+重回帰分析は正統派である.

  A正準相関分析もより客観性が高くて良い.

分析方法: fft解析,自己相関係数による分析

分析対象

模様として: レース,アラベスクはどうか.

形として:  種々のワンピースなど

       着物

分析対象の形体として:ドレープ

           平面

実験用試料について基礎固めが必要

  模様の大きさ

  模様の繰り返し度

形の種類

 四角,三角,丸などの幾何学的な形

 ワンピースなどの具体的な形

 

・傾向や分析結果の予測

  日本のもの:すっきり

  外国のもの:ぐにゃぐにゃ,濃い